大型プロジェクター

2023年4月24日

機材

大型プロジェクター(10000ルーメン以上)

概要

野外の大規模イベントや大ホール等で行なわれるプロジェクションマッピングの現場で良く用いられるのが10000ルーメン以上の高輝度プロジェクターです。イベントの規模が大きくなればなるほど、投影するスクリーンや投射物が大きくなっていきます。そのため、巨大なスクリーンや外壁・建造物にきれいな映像を投影するには高い輝度(光)が要求されます。そこで、現場では高輝度プロジェクターを利用するケースが多くなってきます。

規模感でいうと、例えば250人以上の会場では5000lmのプロジェクターの使用が目安となりますが、プロジェクションマッピングは屋外の建造物に投影する事が多いため、比較的明るい場所に設置せざるを得ません。その場合に、きれいな映像を投影するために大きな光が必要となってきます。そこで高輝度プロジェクターを利用する必要が出てくるのです。

また、10000ルーメンを超えるプロジェクターは、レンタル費用からみても非常に高額となります。そのためイベントの規模と予算に合わせて利用をすることが重要となってきます。

実用例

実際の現場でどのようなプロジェクターが利用されているかというと、2012年に、東京駅丸の内駅舎で開催されたプロジェクションマッピングの「TOKYO STATION VISION」は、20000ルーメンのプロジェクターを46台使って120メートルにも及ぶ映像コンテンツを駅舎に投影したことで大変に話題になりました。

その他には、ディズニーランドのプロジェクションマッピング「ワンス・アポン・タイム」。そこでは20台もの大型プロジェクターが使われ20億円の費用が投じられているそうです。

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