1minute Projection Mapping Competitionとは

1minute Projection Mapping Competitionは「一般財団法人プロジェクションマッピング協会」主催で2012年より開催されている、世界最大級のプロジェクションマッピング国際大会です。

2021年からは東京の新しい風物詩として未来へのメッセージを発信する光の祭典『TOKYO LIGHTS』のメインコンテンツとして開催されています。

コンペティションは毎回異なるテーマと、1分台という短いプロジェクションマッピング作品で世界一を競います。全世界から注目を集めるこのコンペティションは、上位入賞者が世界を舞台に活躍するきっかけになるなど、世界的にも影響力のある映像祭典です。

HISTORY

2021年開催で第10回という節目を迎えた 1minute Projection Mapping Competition 。
2012年の誕生からこれまでを振り返ります。

2012年 1minute Projection Mapping Competition 誕生

2010年に「逗子メディアアートフェスティバル」のメイン企画としてスタートしたプロジェクションマッピングショーが、2012年より「1minute Projection Mapping」と名称を変えプロジェクションマッピング国際コンペティションとしてスタート。

2014年までの3年間、逗子小学校校舎を舞台に3度開催されました。

舞台は新潟市歴史博物館 みなとぴあへ

2015年、2016年は新潟市が掲げるみなちまち並びに文化創造都市としての魅力を国内外に発信し交流人口拡大、クリエイティブ産業の活性化・人材育成を目的とした「にいがた☆MINATOPIKA」のメインイベントとしてその規模を拡大。

2年間の総動員数は合計で9万人に迫るなど、その注目度も高まりました。

日本一広いテーマパーク「ハウステンボス」で86日間のロングラン開催

2017年大会は、日本一広いテーマパーク「ハウステンボス」がステージとなり、過去最長となる86日間に渡るロングラン開催となりました。

また審査員として毎年ルーマニアのブカレストで行われる、世界最大規模のプロジェクションマッピングのイベント「iMapp」の主催者であるMaxin10sityなどが参加。

1minute Projection Mapping Competitionのグランプリ受賞者は「iMapp」でのエントリー資格を得られるなど、世界の映像クリエイティブシーンとしても見逃すことのできない国際コンペへと成長しました。

天の岩戸がモチーフの宮崎県立美術館を舞台に”神話と伝説”で競演

天の岩戸をデザインした宮崎県立美術館がモチーフとなった2018年大会は、”神話と伝説”がテーマとなりました。2017年12月31日からのカウントダウンイベントから始まり、2018年1月1日〜3日までの3日間に渡り開催。

カウントダウンイベントは自分で描いた絵馬をプロジェクションマッピングで投影できるなど、参加型の企画も開催され年末年始を輝かしく彩り来場者から人気を博しました。

歴史ある小田原城で映像合戦!北条早雲公顕彰五百年事業の集大成として開催

2019年の1minute Projection Mapping in 小田原城大会は、北条早雲公顕彰五百年事業の一環として小田原城にて開催。

「城」という複雑な形の建築物をモチーフに、世界各国のクリエイターたちが異次元の映像合戦を繰り広げました。

またゲストの中村獅童による歌舞伎とプロジェクションマッピングのコラボ作品も上映されるなど、日本の色を世界に強くアピールした大会となりました。

東京から未来へのメッセージを発信、光の祭典『TOKYO LIGHTS』の顔として

2021年からは東京の新しい風物詩として未来へのメッセージを発信する光の祭典「TOKYO LIGHTS」のメインイベントとして開催。

入り口となる明治神宮外苑 球場エリアでは最新技術を用いた光の~が体験可能とエリア全体を楽しめるイベント構成です。

その球場エリアの先に現れる巨大な聖徳記念絵画館がプロジェクションマッピング国際大会の舞台となっており、世界各国から集結したトップクリエイター達の作品による大迫力な映像競演が繰り広げられました。

1minute Projection Mapping Competitionは、これからもプロジェクションマッピングという
多くの可能性を秘めたすばらしい技術を世界に浸透させるべく尽力します。

代表挨拶

2012年にこの国際大会を開始して以降、昨年度は記念すべき第10回を迎えることができました。
長きに渡って続けられたのはとても幸運なことだと感じると同時に、これまで大会へご参加いただいたクリエイターのみなさん、そしてご支援してくださった関係者皆様のお力によるもので、改めてここに感謝申し上げます。

さて、世界中のさまざまな国や地域で、プロジェクションマッピングの大会や祭典が行われるようになり、この大会のあるべき使命や責任についても、改めて見つめ直しております。

大規模な建築へプロジェクションマッピングを実施するには、コストを含め非常に高いハードルがあり、個人ではさらに難しくなります。しかしこうした大会はそれを叶える機会であり、かつ製作者が自由に表現し、作品を形として残すことができる唯一無二とも言える場です。
またクリエイター達の自由と個性が詰まった作品が集まり、未来の可能性や才能を発掘する、さらにはそれらを発信する機会であることもこの祭典の魅力であり、重要な機能だと考えています。

この大会、そしてプロジェクションマッピングの次の歴史を作るのはこれから参加される貴方です。

ぜひみなさんの個性と才能を、世界へ一緒に届けていきましょう。

1minute Projection Mapping 主宰/総合監修 : 石多 未知行
一般財団法人 プロジェクションマッピング協会 代表理事
石多 未知行

SUCCESS STORY

1minute Projection Mapping Competitionのグランプリ受賞者で、
その後世界を舞台に活躍しているクリエイター・アーティスト達をご紹介します。

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