2023年10月31日
観光・地域ブランディング事業
群馬県庁昭和庁舎へマッピング投映「A Horizontal Line − すべては1本の線からはじまる−」実施
「アーツ前橋」開館10周年記念展「ニューホライズン 歴史から未来へ」にあわせた特別企画として開催
群馬県前橋市にある美術館「アーツ前橋」の開館10周年記念展「ニューホライズン 歴史から未来へ」にあわせた特別企画として『A Horizontal Line − すべては1本の線からはじまる−』を2023年10月27日から10月29日までの3日間、群馬県庁昭和庁舎を舞台に実施しました。
「A Horizontal Line − すべては1本の線からはじまる−」は、当協会代表で世界最大級のプロジェクションマッピング国際大会「1minute Projection Mapping Competition(現在はTOKYO LIGHTS内で)」を手がける石多 未知行が企画プロデュースし、アジアのトップクリエイター3組がメインコンテンツを作成しました。都市とアートがテクノロジーと創造性で融合する圧倒的なアートを体験頂きました。
この特別企画のために3日間で約8000人の観客が訪れ、多くの人が作品をスマホで熱心に撮影したり作品のシーンが切り替わる度に「きれい」、「すごい!」といった歓声を上げていました。
また同時開催された市民参加型のプロジェクションマッピング「光のラクガキ」にもたくさんの子ども達や市民が参加、昭和庁舎を鮮やかに彩りました。
公式サイト:https://www.artsmaebashi.jp/ ワークショップ:https://www.artsmaebashi.jp/?p=19255
▼ 「A Horizontal Line − すべては1本の線からはじまる−」プロデューサー石多 未知行のコメント
今回「ニューホライズン」というテーマに対し、建物に合わせるのではなく、水平線一本に合わせるという新しいプロジェクションマッピングの概念を企画しました。この概念の元に、3組のアジアトップクリエイターに作品制作してもらったほか、描いた画が建物にプロジェクションマッピングされる市民参加型の「光のラクガキ」という企画も開催しました。子どもたちの絵が壁に写し出された瞬間に全然違った表情が現れ、手触り感とかあたたかい質感、そして作った人の想いみたいなものが感じ取れるのが、この企画のいいところだと思います。
▼「A Horizontal Line − すべては1本の線からはじまる−」について
群馬県前橋市の公立美術館アーツ前橋の開館10周年記念展「ニューホライズン 歴史から未来へ」にあわせた、群馬県庁の昭和庁舎を舞台にプロジェクションマッピングする特別企画です。世界最大級のプロジェクションマッピング国際大会「1minute Projection Mapping Competition(現在はTOKYO LIGHTS内で)」を手がける石多未知行をプロデューサーに迎え、「すべては1本の線からはじまる」をテーマにアジア3カ国のトップクリエイターが前橋に集結。都市とアートがテクノロジーと創造性で融合する圧倒的なアートを体験頂けます。
◆ 参加アーティスト
ザ・フォックス・ザ・フォルクス/The Fox, The Folks
インドネシアのバンドンを拠点とするマルチメディアチーム。バンドン工科大学 ビジュアルコミュニケーションデザイン学科 マルチメディア専攻出身のファジャール・クルニア(ヴィジュアルアーティスト)と、ラフィコ・リンガ(アニメーター)により設立。 国内外を問わず様々なアニメーションプロジェクトに携わり、アニメーション制作のフィールドは、Music Video、広告、プロジェクションマッピングなど多岐に渡る。
デサイドキット/DecideKit
2006年にタイで設立された、モーショングラフィックデザインのスタジオ。社名はクライアントの問題をプロフェッショナルに「DECIDE(決定)」する手伝いをするために、「DESIGN(デザイン)」を「KIT(道具)」として使うという意味が込められている。
問題解決の「DECISIVE TOOL(決定的なツール)」になるという意味も含む。繊細で高品質な作品制作は、クライアントから高い信頼を獲得している。
ランペイジズ・プロダクション/Rampages Production
2013年にレイモンド・ノゲイラとキッド・レイがマカオで設立した、プロジェクションマッピング、マルチメディアデザイン、グラフィックデザインの制作に特化した制作プロダクション。LEDアニメーションや3Dプロジェクションマッピングなどの大規模なデザイン制作プロジェクトに焦点を当て、建物上のビデオマッピング、ステージ投影プロジェクト、テーブルプロジェクションマッピング、アートピースマッピング、劇場投影などを得意とする。
▼ アーツ前橋 開館10周年記念展「ニューホライズン 歴史から未来へ」概要
会期 | 2023年10月14日[土]-2024年2月12日[月・祝] |
開館時間 | 午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで) |
休館日 | 水曜日(年末年始の休館は12/27[水]~1/4[木]) |
主催 | New Horizon展実行委員会、前橋市 |
助成 | ぐんま芸術文化創造事業、(一財)ぐんま食と歴史文化財団 |
芸術監督 | 南條史生(実行委員長・アーツ前橋特別館長・前橋市文化芸術戦略顧問) |
アーティスト | アンドリュー・ビンクリー、 石多未知行/デサイドキット/ザ・フォックス、 ザ・フォルクス/ランペイジズ・プロダクション、井田幸昌、岡田菜美、 オラファー・エリアソン、川内理香子、木原共、五木田智央、蔡國強、 ザドック・ベン=デイヴィッド、ジェームズ・タレル、スプツニ子!、 関口光太郎、武田鉄平、蜷川実花、袴田京太朗、ハシグチリンタロウ、 ビル・ヴィオラ、マッド・ドッグ・ジョーンズ、マームとジプシー、 松山智一、村田峰紀、横山奈美、403architecture [dajiba]、 山口歴、レフィーク・アナドール、WOW |
特別協力 | Shintaro Akatsu Collection、タグチアートコレクション、タグチ現代芸術基金、 アート・オフィス・シオバラ、合同会社マーズ、白井屋ホテル、 まえばしガレリア、スズラン前橋店 |
アートディレクター | 上西祐理(北極 co., ltd.) |
キュレーター | 宮本武典、有馬恵子、辻瑞生、高橋由佳 |
プロジェクトサポート | 藤原羽田合同会社、矢内建築計画一級建築士事務所 |
協力 | 前橋中心商店街協同組合、前橋商工会議所、 (公財)前橋観光コンベンション協会、(公財)前橋市まちづくり公社 |
後援 | 群馬県、上毛新聞、群馬テレビ、エフエム群馬、まえばしCITYエフエム |